ライブスケジュール~トロンボーンなかいし

京都を中心に演奏活動をするトロンボーン奏者 中石博之のライブスケジュールその他のお知らせブログです。

Only ~ 中石博之 ライナーノーツ(2022.3.7改定)

Only/中石博之 Web Notes

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TrackList & Scene

1.First contact     (H.Nakaishi)
最初の出会い
それはわくわく、ドキドキ
初めて訪れる街
初めての景色
初めてのグルメ 
初めての冒険
そして初めて出会う素敵な仲間たち

 

2.Smoke On The Walker     (H.Nakaishi)
霧が立ち込め、今にも雨が落ちてきそうな暗い曇り空
道端にたたずんでいると、遠くから足音が。
誰でしょう?霧でよく見えません。
だんだんこちらへ近づいてきます。
それは黒い装束に身を包んだ見上げるような大男
表情は暗くてわかりません。
でも、彼は前を通り過ぎて
何事もなかったかのように霧の中へ去っていきます。
足音だけを残して。

 

3.Kemptown Beach In Brighton     (H.Nakaishi)
そろそろ夜明けです。
東の空が明るくなり鳥のさえずりも聞こえます。
爽やかな朝日がさしこみ清々しい風が流れ
ケンプタウンビーチの一日が始まりました。
ビーチにはパラソルが立ち、観覧車も動き出します。
まぶしい陽光の元、水辺ではしゃぐ子供たち、
パラソルの下にはカップルが寄り添い
海岸道路にはオープンカーの列ができています。
カラフルな町並みにはショッピングを楽しむ家族連れ
そして夕刻、陽が傾きだしてもビーチの賑わいは続きます。
満天の星空が人々を夢の世界に誘うまで。

注)Kemptown Beach
イギリスイングランドのブライトン地方にある実在の観光地

 

4.送りの船     (H.Nakaishi)
むかしむかし。
農家の娘が武士の男に惚れられて結婚することになりました。
男はたいそう傲慢で、娘は嫁ぎたくありません。
しかし相手は武士。父にも娘にも断る術がありません。
嫁ぐ日、父は船で男の屋敷へ娘を送り届けます。
あんな男でよいのだろうか、一生泣いて暮らすのだろうか。
いや、ひょっとしたら幸せになってくれるかもしれない
と、櫓をこぎながら父は娘への想いがめぐります。
父は櫓をこぎ続けます。
娘は口を一文字に結んで
眼前に近づく男の屋敷をキッと見据えています。

 

5.Space Man  (H.Nakaishi)
Space Manは「スキマ人間」
旋律のスキマからこちらを覗いて何かをつぶやいたりしています。
とても小心者で照れ屋さん。
旋律の前にはあまり出てこないくせに
時々「わぁー!」って大きな声を出すんです。
驚いて彼のほうを見たら、また隠れてしまいます。
今もあなたの後ろでびっくりさせるタイミングを見計らっているかもしれません。

 

6.確かな記憶     (M.Koba)
時間が経つにつれて薄れていきそうになる記憶
ふとした時に記憶の片隅に現れる温もり、はなし声、後ろ姿。
一緒にいられた時間は
確かな記憶、たしかな宝物。

 

7.Rally     (H.Nakaishi)
さあ、温泉卓球が始まります。
ラケットを持つのは浴衣姿の二人
旅館の片隅に置かれた古い卓球台。
なかなか続かない素人卓球。
素敵な仲間と大笑いする楽しいひととき。

 

8.Only     (H.Nakaishi)
誰にも、とても大切なかけがえのないものがあります。
パートナー 両親 子供たち 
一緒に暮らしている動物たち
ひょっとしたら、蒼い海や満天の星空も。
あなたにとってかけがえのないもの、、、Only

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Data

Artists

 Hiroyuki Nakaishi(trombone)

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 Mayumi Koba(piano,acordion)

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 Ayuko Ikeda(percussion,marimba)

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 arranged by Hiroyuki,Mayumi,Ayuko

 

recorded,mixed anad Mastered

 Mineo Kasuga

piano tuned

 Yuko Suzuki

art direction,design

 Akiko Nishida

cover art

 Mihoko Oka

Recorded 10 Novemver 2021 at KOKO PLAZA(Osaka)

Thanks to:

 Hiroshi Imada/Atsuko

 Sachiko Nakaishi

 応援くださるすべての愛するみなさま

 

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2022年2月23日 中石博之